円錐形のデザイン♪ [研修会]
晩秋を感じさせる日曜の昼下がり。
ペッパーベリーで作られたクリスマスリースが飾られた教室で、
お花先生のフラワーアレンジメント教室の荷物持ちを遂行（？）してきました。
では無くて、お花教室に参加してきました。
もうすぐ師走ですね。
最近、一年経つのが本当に早くて困ってしまいます。（何に困るの？）
さて・・・・、
フラワーアレンジメント教室の今回のお題は、「トピアリービザンチンコーン」？？？。
トピアリーとは、刈り込み式という「ローマ時代」の人達が好んだ樹木の形。
そーいえば、公園などで、樹木が人の形や動物の形、丸ーい形に刈り込まれますね。
その樹形を言うそうです。
ビザンチンコーンは、円錐形をあらわす言葉。
つまり、円錐に刈り込まれた樹形をフラワーアレンジメントで表現するというものです。
（イメージは出来たのですが、これが中々の難題でして・・・。）
それでは、制作活動に取り掛かります。
今回の花材のご紹介です。
・ストック～ ピンクカルテット（スプレー咲きです）
・スプレーバラ～ イルゼ
・スプレーカーネーション～ モカスイート
・リュウカデンドロン～ ジュビリークラウン （最近、人気が有るそうです！）
・クジャクソウ
・ポリシャス～（みどりの葉っぱ。ベースのカバーに使います）
お花センセイから、作り方の説明を受けます。
・円錐形の作品なので、３６０度の全ての方向から見ても「美しく」仕上げること。
（３６０度ですか！・・・・。難易度が上がります。）
・高さも必要。
（円錐ですからね・・・。）
・花の並びは自由です。
（はい。いつもの通り、悩ませていただきます。（泣））
では、試合開始です。
まず、高さとなる花を配置します。
今回のベースは吸水性スポンジ（久しぶりの登場です！）なので、
軸の太い花を何度も抜き差しすると、「穴だらけ」になります。
配置には気を使いますね。
高さを決めたら、底辺の花を水平に配置していきます。
５輪のバラを使いました。
３６０度に５輪を配置するので、計算的には、３６０÷５＝７２度（！）
９０度とか４５度だったら感覚的にわかるのですが、７２度という感覚を持っていません。
「分度器欲しい～！。」
近くに１００均ストアが出来たので、分度器を買って来ようかと本気で思いました・・・（笑）
（でも、最終的には「エイヤ～！」っと、差してしまったのですけどね。）
次に、２番目の高さとなる花を生けていきます。
円錐形を目指すので、１番高い花とベースの花を直線で結んだラインを意識して
２番目に高い花を配置していきます。
（冷静に見れる今だと、ちゃんと解説できるのですが、本番中はアップアップ状態！）
３次元的な感覚は普段使わないのでしょうね。
頭の中に縦軸横軸が入り乱れてしまって、なかなか形が決まりません。
なんども抜き差ししていると・・・。
あらら・・・。ベースの吸水性スポンジが穴だらけ。
ここで、お花センセイから、「穴だらけだと生けにくいから、交換する？っと、
救いの手が・・・。
迷わず、「はい。」
と、いうことで、生け直しました。
さぁ、心機一転。がんばります。
ベースの吸水性スポンジを交換して、気分良く花を生けていきましたが・・・。
あれ？、円錐形になっていません。
「一番高い位置の花」と、「一番低い位置の花」のラインが一直線となるハズでしたが、
中盤の花が広がってしまっています。
今回は（今回も？）大苦戦です。
こういう時は、美味しいお茶を頂いて気分転換しないとね。
お茶のお供は、熊本からやってきた「ドーナツ棒」。
ぼそぼそ感が無くって、なかなかの美味でしたョ。
さぁ、糖分も補給しましたので、試合再開です。
円錐を通り越して、「こんもり」しているでしょ？
さて、どーしよっかなー。
円錐形に近づけるために、中盤に生けた花の茎を、ちょっと短く切ります。
花の向きもポイントです。
上部の花は、上を向かせます。
中盤の花は、ナナメ上かな？
下に向かうに従って、横向きに生けていきます。
補正完了！(笑)
なんとなく、円錐形。
反対側から見ると・・・。
うーん。やっぱり一番高い位置の花が、ちょっと曲がっていますね？
まぁ、自宅に飾っておけば、少しは成長して伸びますので、
まっすぐに直るかな？（たぶん・・・？）
なかなか上手く仕上がりませんでしたね。（残念）
未だに花の茎を短く切るのが怖いので、作品のサイズが大きくなります。
なので、今回のお題目のような「シャープな」感じの作品をつくるのは苦手。
まぁ、そのうち克服できるかな？
なんて思いつつ、お腹がすいたので、自宅へ帰りますー。
あっ、もちろん帰りも荷物持ちですよ。(笑)
寒くなってきましたので、皆様、体調には気をつけて、お過ごし下さいね。
スポンジの救済があってよかった！！
お疲れさまでした。
けんちゃんのイメージ好きですよん！
by カエル (2013-12-01 14:36)